映画見てきました!『金の国水の国』
おはようございます。
yorotonです。
毎月1本は映画見るようにしているのですが、今月は『金の国水の国』を見てきました。
今回はこの映画の感想を書いていこうかと。
まず、ざっくりとあらすじを。
商業国家で水以外は何でも手に入る金の国と、豊かな水と緑に恵まれているが貧しい水の国は、隣国同士だが長年にわたりいがみ合ってきた。金の国のおっとり王女サーラと、水の国で暮らすお調子者の建築士ナランバヤルは、両国の思惑に巻き込まれて結婚し、偽りの夫婦を演じることに。自分でも気づかぬうちに恋に落ちた2人は、互いへの思いを胸に秘めながらも真実を言い出せない。そんな彼らの優しい嘘は、やがて両国の未来を変えていく。
感想としては、かなりスッキリとしていて見やすい映画でした。
ジブリよりは、ディズニーとかピクサーに近いものを感じました。
時間が限られているのもあって、結構ご都合主義みたいな展開も多いのですが、サクサク進むという点では見やすさにつながっているのかなと。
イメージ的には、ほんとに昔からある海外の童話みたいな感じ。
ストーリーそうですが、絵も柔らかく、古いという感じはせず、どこか懐かしさがありました。
それでいてどこかで見てきたようなストーリーではなく、しっかりと設定にオリジナリティもあったり、キャラクターのデザインが魅力的だったりと楽しく見ることができました。
(この手の作品だと、やたらデカい装飾をつけたお姫さまが出てくることが多いですが、あれ重くないのかな)
少し希望を言うと、上映時間が短すぎてキャラの深堀りができていなかったように感じます。
脇役だけでなく、メインのキャラクターも、もう少し掘り下げてほしかったなあと。
たしかに戦争は嫌だけど、なんでそこまで主人公が戦争を止めようしないといけないのか理由が見えづらかったように思います。
一応、子供向けに作ってあるので仕方ないとは思いますが。
(政治的な部分も難しく描かれることもなく、戦闘の描写も派手さはあるものの悲惨さが無かったです。)
それでも、ストーリーの大枠の部分は過不足なく描かれているので、全体的に納得できるクオリティになっていたのかなと思いました。
とくに、エンドロールに流れる各キャラクターのイラストが圧巻で、思わず見入ってしまいました。
もしかしたら物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、丁寧につくられた物語やアニメがみたいという方にはおすすめです!
では、また明日!